キャッチアンドスローしながら、様々なスローで変化をつけてみましょう。遊びもいっそう楽しくなります。
フリスタ的な遊び方や、他のゲームなどでも何かと使える、変則的なスローを紹介します。
なお、予め基本のスローを踏まえておくことをお勧めします。
空中のディスクは、傾いた方向に流れていく性質を持っています。これを利用して軌道に変化をつけるのが、カーブスロー。
ハイザーまたはアンハイザーで、やや上方向にリリース。腕だけでなく上半身ごと傾けて、角度を作りましょう。その方が回転が乗りやすいです。
風の影響も加味しつつ、うまく相手に届かせてみましょう。
間に障害物を設定して、カーブで避けるなんていう遊び方も楽しいです。
少し上をめがけて投げ、相手の頭上からフワーッとゆっくり降ろす投げ方。ノーズをやや上げ気味にすることで、推進速度が途中から和らぎます(カーブと同様の原理)。ただしノーズをあまり上げ過ぎると、逆方向に戻ってきてしまうのでご注意を。
相手にちょうど良く届く軌道を作るために、距離感のつかみ方、また風の読み方が大事です。
頭上からゆっくり下りてくるので、ネイルディレイで受けやすくなります。実際、フリースタイルではすごく多用されます。フリースタイル的スローを体得する上でも、この基本的な感覚を身につけましょう。
ハイザー30度くらいで下に向けてリリースし。回転に逆らうように、リムを地面に擦りつける要領で当てます。カウンターなら向かって右側(3時の位置)、クロックなら向かって左側(9時の位置)のリムを当てる格好になります(逆だと全然上手くいきません)。回転が強いほど、活きの良いスキップになります。
アスファルトなどの硬い地面のほうがよく跳ねます。草の深い地面は、クッションが効きすぎるので向いてません。
でも、あまりアスファルトにぶつけすぎると、アウターリムが傷つきザラザラに毛羽立ってしまいます。そうなるとキャッチ等がちょっと痛いので、ご注意を。
いったん沈んだディスクが空中でふわっと浮き上がる、快感なスロー。フリスビーやってる感の出るスローです。
ノーズ(進行方向)を上へ傾けながら、下に向けてダウンスイングします。ディスクの底面に空気を押しこむ感覚です。
両手で持った状態から始めるバックハンドがやりやすいです。両方の親指を使い、ディスクで空気をグッと下方に押さえつけながらリリースします。回転があるほど元気良くバウンスしてくれます。
親指をインナーリムに引っかけて、回転をかける投げ方。別名「サマー(Thumber)」。
真上へ飛ばすことも可能で、その場合は特に「ヘリコプター(Helicopter)」とも呼ばれます。
親指をインナーリムに引っかけ、残りの指でトップ面を握ります。人差し指はアウターリムに沿わせても良いです。
フリスタ的にはあまり登場頻度はないですが、キャッチアンドスローにちょっとした変化を付けることのできる、面白いスロー。主に親指の腹が力点になります。
親指を内側にしてリムをつまみます。親指と人差し指の間にリムが乗っかるように。
ディスクをひっくり返し、裏返しにした状態での投げ方。アングルが変化しながら、Sの字のような独特の面白い軌道を描いて飛んでくれます。
ディスクを逆さに持ち、アンハイザーでやや上に向けてリリースするのが基本。普通のスローよりはディスクが浮かないので、やや上に向かって投げ、山なりの軌道にします。なので距離感の取り方も大事です。
フリスタ的には、受け手の手元でちょうどフラットになるような軌道を作れると、アップサイドのネイルディレイで受けやすくなり、楽しいです。
いろんな投げ方があるので、試してみましょう。
サイドアームと同じ持ち方で、頭の上から投げます。このとき、ディスクは垂直でなく頭側に傾けて角度をつけるのがポイント。
アルティメットでは、山なりのパスによく使われます。またDDCでは、攻撃用のスローとして使われます。
オーバーハンドの持ち方(バックハンドの裏返し)で、胸元に抱えるか、または反対の肩に乗せた状態から、バックハンドと同じ要領で投げます。アンハイザーで。
バックハンドの持ち方で、そのまま投げる手と同じ側の肩の上に載せ、アップサイドで投げます。
© 2000-2011 Spins
spins@tokyo.email.ne.jp