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円盤小話左手な気分 まったくもって私事であるのですが(ってここに書いてあるで私事以外のことなんてないか、、)、私は簿記というものをちょっとかじっており、そこで使われる大事な道具が電卓であります。 良く、簿記をやっている人・やろうとする人の間で言われるのが、右手(利き手)・左手(逆の手)のどちらで電卓を打つか、ということであります。左手で打てば、右手に常にペンを持つことが出来ていい、とか、ペンを持ち替えてでも慣れていて早く打てる右手の方がいい、とか、いくつか説はあるのですが、結局のところ、どちらでもお好きな方で打てばいいのでない、というのが毎度落ち着くところであります。 で私はといえば、通常は右利きであり、全部の指を駆使して打つ左手よりも、1本指ので打つ右手の方が圧倒的に早いのですが、敢えて左手で打つことに決めました。ほんと、生まれてこのかた左手はお茶碗を持つ以外に使ったことがない、といっても過言でないくらい、日常で左手、特に掴んだり、打ったりと指を中心に動かすことは、殆どしていなかったので、不器用なことといったらもう、、、 そこまでして左手で打とうと決めた理由は、円盤において左手も使えるようになるために、日常で少しでも多く左手を使うことを意識して慣らしておこう、と思ったからです。成果は不明。未知数とだけ言っておきましょうか。 と、前置きが凄く長くって、でも、つまるところがこんな話で、いつも通りオチなんてものはありませぬ。悪しからず。 私的な規律 ・ 投げたら風呂にはいるべし。 ・ 風呂上りには麦を注入し、筋肉の張りを緩めるべし。 ・ 消耗した体力回復及び体力アップの為、麦と共にたんぱく質とヴィタミンの補給を心掛けるべし。 僕の円盤ライフ。円盤+銭湯+麦。微妙な三角関係。絶妙な繋がり。これが全て揃って初めて生まれてくる喜び。明日への勇気。ちょっと疲れていても、やつれていても、嫌になってしまっても、でも、いつもよりちょっと前を、ちょっと上を見てみたくなる。ちょっとだけ素直になれた瞬間だ。 円盤を投げる、円盤を感じる、円盤をつまむ。 うん、ほんと、大人の遊びです。。。皆には内緒です。 円盤と呼ぶ気持ち 「円盤」、ついついこういう風に呼んでしまいます。 フリスビーが商標登録で、正式?名称がフライングディスクだということを最近知りましたが、フライングディスクって言うのはね。長いし、何かしっくりこないのです。そう呼ぶ自分が照れくさい感じ、というか自分との間に距離を感じるような気もして。。。 「円盤」。親しげで悪くない。音がいいのか。見た目がいいのか。恥ずかしいのか。ほんとは格好つけているだけではないのか、なんて自分を疑ってみる。そんな気もしなくもない。 他の人には、「円盤しよう」っと言っても、何のことだか分かりにくくて、ちょっと秘密めいているところも良かったりして。まぁ聞いても、何だろう、とすら思わないと思いますが。 でもとにかく、こう呼ぶのです。呼び続けるのです。 楽しき円盤 円盤を始めたきっかけというものは、きっかけと言うこと自体が仰々し過ぎるくらい無いに等しい。ただすることがなかった時にたまたま家の倉庫に眠っていた円盤を見つけ、投げてみた、というだけ。 でも、ただただ円盤を投げて取る。面白過ぎるのです。申し訳ないくらいに。ゾクゾクとしました。 野球のキャッチボールはある程度やっているとだんだん飽きてしまうのですが、円盤だけは何度投げても面白い。気持ち的にはいくらだって投げられる。遊び始めると、いつ止めればいいのか分からなくなります。 遠く離れて、犬となって走り回って円盤を追いかけていく、本当に気持ち良いです。あれを犬に追いかけさせるなんてもったいなさ過ぎます。ほんと。 あの独特の浮遊感が僕らを包み込み、投げている僕らの心はここにあらず。心はもうすでにあそこの浮遊感って奴にもっていかれたようだ。完全に囚われ、二度と後へは戻れなくなってしまったようだ。一大決心をしたようなもの。心預けるまでは、緊張と不安で脂汗をかいたものだ。それが今では、フーと一息。ここらで一服。 最近町を歩いていると、店に置かれている円形のものがなんだかほとんど円盤に見えてきたり、フリスビーに似た言葉にものすごく敏感に反応してしまったり、等、結構困ります。 円盤で遊んでいるのを見ているだけでも気持ち良い。 円盤って楽しい奴だ。 円盤文化?? 円盤文化ってどのようなものだろう。等と思ったことがある。 スケボーっていうと、ハードコアに刺青に悪そうな少年達。一つのイメージ・文化がそこには形成されているように思います。 そこからファッションが生まれ、音楽が生まれ、デザインが生まれ、人々が生まれ。一つの世界を作っている。 円盤、円盤、円盤。うーん、どんなだろう?円盤ファッション?円盤音楽?円盤デザイン??円盤やっている人って? 考えて考えてみたけど、結果は「無い」ということだった。 べつにそれって悪いことではない。計算尽くしで作られたものだったら、そんな薄っぺらい皮はあっというまに剥がれ落ちてしまう。とても文化なんて言えるようなものではない。でも、円盤って皆知っているし、誰だって一度は遊んだことはあるだろうし、なのに何にもないなんて、不思議だな。なんて。 文化とかたいそうなことは、まぁ考えてどうなるわけでも無いし、僕一人で作るものでもないし。ただ考えさせてくれる円盤に感謝感謝。 密かなる円盤ブーム 最近は円盤ブームだ。と、僕は決めつける。 その1。ジーンズの大きな広告ポスターの中のキムタク君が円盤を投げている。 その2。ジャニーズの嵐さんのシングルにミニ円盤が付いている。 その3。パタゴニアの円盤があらゆる店に置かれ、すぐさま売り切れる。 間違いない。確かなるブーム。誰も知らないブーム。 70年代の懐古主義的なものか、新たなるものか。 円盤音楽 円盤する時にピッタリくる音楽ってなんだろう。 勿論自分の好きな音楽を流して、というのが一番だろうけど、敢えてそれを抜きにして、円盤のリズム・浮遊感にしっくりきそうな音楽ってどんなものだろうか探してみたい。 第1弾。ただのふとした思い付きなので、調査・分析なんてものはしてないのですが、スカとレゲエなんかどうだろうか。 レゲエは肩の力が抜け気持ちの良く、ゆったりと浮遊を味わいながら、でも、そのゆったりとしたリズムにのせて。。。 スカは陽気・楽しげでリズミカルで、自然と体と音楽が一体化してきそう。ハードさ、尖ったところが微塵も無いのがまた良い。 ありきたりの発想だけど、恰好つけのようなものがないような、そんな音楽って気がする(勿論ヒットチャート向け、量産型表面音楽も沢山あろうけどね)。開放的だし、最も外で聴くのにピッタリ。 こじつけじゃなく、円盤には尖っていない丸っこい音楽が一番合っていそう。 という気がしました。 とかいって、どちらもまともにじっくり聞いたことがないので、早速CDショップへ行ってみます。 良い曲、良いミュージシャン教えて下さい。 というか、荷物にさえならなければ、ラジカセでも持って音流しながらやってみたいのだけどなぁ。 でも音楽に合わせてやるには下手過ぎるか。 円盤不健康説 最近円盤をすることは不健康なことではないかと思いはじめています。 体を動かすことはとても健康的ですが、その後が問題なのです。 円盤をすると、当然体を動かすので、とても喉乾く、ともて腹減る、適度に疲れる→喉を充分に潤す、腹を目一杯満たす、疲れ和らげる為→ビール、食事がとてもすすむ&話しが弾む→また酒がすすむ→つまみ食べちゃう、となり、円盤で消費したカロリーを遥かに超えるカロリーを摂取するはめに陥ります。 これだったら、家でじーっとしていて、夜普通に一人前の食事をする方が、カロリーバランスは良いに決まっています。 不健康と分かっていながらまた円盤をしてしまう日々。。。。。 円盤流行の兆し(その2) 円盤熱覚めやらぬ今日この頃、更なる盛り上がりの気配が感ぜられます。 そんなに新しいネタではないですが、 ・何故かTシャツ等ファッション系で人気が出た?MOTOROLA円盤が出回っている。 ・かせきさいだぁ円盤発売。またかせきさいだぁTシャツも円盤モチーフ。 ・PATAGONIA円盤が今まで以上にどのアウトドアショップでも見かけるようになった。 う〜ん、ちとパンチが足らないかな? 遂にきましたNIKE参上 PATAGONIAに次ぐ大物ディスク第2段。NIKEのディスク登場です。いやはや待ってました。こういうの。 かつてはNORTH FACEやPOLOあたりも出してましたが、今ではめっきりお目にかかることもなくなってしまい寂しい限りでありました。 こういう方々が円盤熱を更に盛り上げてくれると嬉しいですね。 (でもこのNIKEディスクは売り物ではないのが残念) Topへ Copyright (C) 2000 SPINS |